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絵本旅行社・旅プラン「よむ 4」

「雨音」を選んだあなたには・・・ 『かえるのあまがさ』

「ぴち ぱた ぽん」という 繰り返される雨音

なんてすてきな響きなんでしょう!

声にだして読むと

雨音のドロップスを くちの中でころがしているような感じ

何度読んでも うれしくなります

おいけの あめふり ぴちぱたぽん
はたけの あめふり ぴちぱたぽん
かえるが おみせを だしたとさ
おみせに だしたは なんなのさ

語呂がよく やさしいことばが続いていきます

ことばに寄りそうように 絵が流れていきます

まるで巻物をみているよう

たっぷりと水分をふくんだ筆で 描かれた絵からは

雨の匂いがします

おとなになると 雨の日は なんとなく気分が暗くなったり

出かけるのが億劫になっていました

出かけても 知らず知らず はや足で歩いていたり

車をつかったりして 雨を避けていました

雨の日のたのしみ方を

 この絵本は もう一度わたしに教えてくれました

いそがしく過ごしてばかりいると

ちいさな出来事に鈍感になってしまいますね

ほんの1分、耳をすまして雨音を聴いてみるだけでも

ココロが潤ってきます

傘をさして「ぴちぱたぽん」と口ずさみ かえるが鳴く方向にお散歩してみたら、

いつもの風景が違ってみえました......。


『かえるのあまがさ』
与田準一(さく)/那須良輔(画)
1977年6月20日発行/あい書房
1981年1月   発行/童心社 
21p/サイズ21×18.2cm


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