<< TOP  < BACK

絵本旅行社・旅プラン「わらう 3」

「奇想天外」を選んだあなたは・・・ 『ああ、たいくつだ!』

オモチャや遊具、ゲームにあふれ 自分達の部屋もあり、広い庭もあるのに

 何をやってもつまらない ああ、たいくつだ!

そんなふたごの少年たちが おかあさんにおこられるところから おはなしが始まります

「なにか、しなさいよ!
 たいくつだなんて、なにいってるの!」

外へ追い出され、とりあえず物置小屋へむかう ふたり

天井からぶらさがっていた 一枚のプロペラをきっかけに

ホンモノの飛行機を つくりはじめることに!

家の内外かまわず 材料をあつめまくる ふたり

それはそれは 奇想天外で大胆不敵な行動。 笑ってしまいます

車輪が必要だからといって 乳母車のタイヤをはずしたり

車からは エンジンを取り出してしまう.....

でも 表情はいきいきとして たのしそう

こちらまで ワクワクしてきます

飛行機は完成し、ほんとうに 空をとんでしまいます (スゴイ!)

その頃になって ようやく両親は 異変に気づきます

テレビも電話も使えない

車も動かない

庭はめちゃくちゃ.....

こどもたちは、どこ??

両親の目の前に 飛行機で着地する ふたり

おしおきをたっぷりされ 

それぞれの材料を もとの場所にもどすよう 命令されます

残ったものは プロペラ一枚と「たいくつ」なのでした......

この両親の態度には 風刺が込められているような気がします

おこったり 命令する姿が目に付きます

「たいした、むすこたちだ!」と認めていますが、本人達がいないところでほめられても

ちっとも うれしくないでしょう

「おこる」のは簡単ですが、「ほめる」のは案外むずかしいこと かもしれません

ほめ上手の大人でいたいところです

『ああ、たいくつだ!』
ピーター・スピア(さく)/松川真弓(訳)
1989年9月10日発行/評論社
40p/サイズ20.1×26.2cm


    << TOP  < BACK