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| 「イメージトレーニング」を選んだあなたには・・・ | 『騎士とドラゴン』 |
子どもだけでなく、
「頭デッカチ」気味のお方にも、ゼヒおすすめしたい作品です。
お話は、
「ドラゴンと戦ったことのない騎士」と
「騎士と戦ったことのないドラゴン」が
勝負するというもの。
この設定だけでも、なにかが起こるゾ〜という予感に満ち満ちています。
まず、戦いの前に騎士がとった行動は
お城の図書室から
ドラゴンとのたたかい方が書いてある本を片っ端から読むこと!
ページには、足元に分厚い本が数冊積み重ねられ
『ドラゴンをやっつけろ』という本を、真剣に読む騎士の姿が描かれています。
えぇー!騎士が武道の修練を積まずに、いきなりマニュアルからですかぁ?
衝撃的な行動に、期せずして笑ってしまいました。
一方、ドラゴンは......?
......やっぱり本を読んでいます。
『騎士をたおせ』という題名の本です。
戦う前から、互角の勝負。
先が楽しみになってきました。
その後、騎士は『よろいのつくりかた』を読みながら、鉄のよろいとマスクをつくり、
ドラゴンは『しっぽでビュン』を読んで、しっぽを鍛えます。
(余談ですが、bk1の詳細検索では4冊ともヒットしませんでした)
着々と準備を重ね、やる気十分のふたり。
でもね、所詮イメージトレーニングなのですよ。
いくら戦いのイメージを思い描き、戦術を習熟させたとしても
敵は、イメージ通りには動いてくれないものです。
いざ、勝負!
さて、結果は?
終盤に、お話は急展開。
意外な結末でおわります。
原書は1980年ですが、ずっと邦訳されていなかったようですね。
でも、今の時代にピッタリだなぁと思います。
トミー・デ・パオラさんの、ちょっと懐かしさを感じる色遣いや
とぼけた味のある絵を、どうぞじっくりお楽しみください。
文字も少ないし
コマ割の動きのある場面も多いので、
マンガ好きな子も楽しめますよ。
2005.4.15
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『騎士とドラゴン』 |
| トミー・デ・パオラ・作/岡田淳・訳 | |
| 2005年3月25日発行/ほるぷ出版 | |
| 32p/サイズ20.8×25.1cm |