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| 「チーズ」を選んだあなたには・・・ | 『ねずみのとうさんアナトール』 |
家族愛と友情に満ちた とてもすてきなお話です
表紙には ベレー帽をかぶり 首には赤いスカーフ、パリの街を自転車で走るねずみの姿
これが アナトールです
このオシャレな姿で、愛する家族のために 毎日たべものを探しにでかけます
ある夜、しのび込んだ家で ねずみについての人間の会話を耳にします
「食いちらかす、汚い、フランスの恥だ、生まれつきの悪だ」
アナトールは ひどいショックを受けて その場を去ります
仕事の相棒でもある 友達のガストンには 気にするなと言われますが
奥さんのひとことで、すばらしい考えが浮かびます
自分にできることで 誰かの役にたつこと を実行するため
ガストンに正直な気持ちを伝え アナトールはひとりで行動することにします
行き先は チーズ工場
味見をして、ひとつひとつのチーズを評価し コメントを書いたのです
「さいこうにおいしい」「とてもおいしい」「おいしい」「あまりおいしくない」「まずい」
と評価は5段階。コメントがまたいいのです。
たとえば、「おいしい こしょうをひかえめに アナトール」という具合に。
本当に 味見してみたくなるようなコメントばかり!
チーズの解説本より ずっとわかりやすくて 興味をもちます
傾きかけていたチーズ工場は アナトールのコメント通りに チーズを作りなおし
大繁盛となります
チーズ工場の社長は 姿を見せぬ功労者に 「副社長 チーズ味見担当」の地位をあたえます
家族と祝福をわかちあい、相棒にあたらしい仕事の手伝いを頼むアナトールに、
ガストンは こう言います
| やったぜ アナトール! ねずみの生き方が まんぞくで、 そのまま きらくにくらすのかと おもったら ちがう!ちがう! おまえは ちがう! おもいたったら やるやつだ えらいやつだ |
この絵本には 「人生成功の秘訣」が たくさんつまっているのではないでしょうか?
読んであげるなら 6才くらいから となっていますが
こどもだけでなく、大人に(おとうさんに!)読んでもらいたい絵本です。
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『ねずみのとうさんアナトール』 |
| イブ・タイタス(ぶん)/ポール・ガルドン(え)/晴海耕平(訳)/ 渡辺茂男(編集顧問) |
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| 1995年2月25日発行/童話館 | |
| 32p/25.5×18.5cm/1956年作品 |