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絵本旅行社・旅プラン「しる 3」

「17音」を選んだあなたには・・・ E.J.キーツの俳句絵本 春の日や庭に雀の砂あひて』

「俳句」って、

たった17音のすばらしい詩だったんだ!

心からそう思える絵本です。

一場面に縦書きで俳句が1つか2つ

そこに、横書きで俳句を英訳したものと

その英文をまた和訳したものが書かれています。

キーツさんが、俳句をもとにイメージをふくらませたという

コラージュの絵がすばらしい!

17音に秘められている一瞬を 色鮮やかに再現しています。

所々に日本的な香りはするけれど

描かれているその場所は日本ではありません

もっと深いところ、

年齢や性別や人種を超えて 

人としてもっている情景ではないでしょうか?

その情景からは、音もきこえてきます

かえるが鳴き、ひばりが鳴き

稲妻や鳥のはばたく音、花の散る音・・・

構成もニクイ!

朝やけからはじまり、暗やみで終わっていて

季節感だけでなく 時間の経過までたのしめる配慮があります。

どの絵も本当に「美しい」。

ページをめくってしまうのが惜しいです。

俳句を知らないひとでも

ちいさなこどもだって

充分にたのしめます。

俳句って、堅苦しくて古臭いイメージをもっていました。

でも、世界に誇れる日本の文化なのですね。

この絵本を通して

「俳句」の魅力に初めて気づいた私です。


E.J.キーツの俳句絵本 
 春の日や庭に雀の砂あひて』
リチャード・ルイス(編集)/エズラ・ジャック・キーツ(画)
/いぬいゆみこ(訳)
1999年6月発行/偕成社
32p/サイズ28×21cm


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