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絵本旅行社・こどものとも年少版

くまさん おでかけ
こどものとも年少版 361号(2007)/絵本化されていません
なかがわ りえこ ぶん/なかがわ そうや え/福音館書店

バックナンバー(361号)
 くまさんがでかけて戻ってくる話です。2〜3ページめくって「あ!」と気づきました。「おはなしのろうそく」に載っている小さなお話『くまさんのおでかけ』の絵本版だ!折りこみふろく「絵本のたのしみ」を読むと、思ったとおり、「くまさんのおでかけ」を元にして生まれた作品あることが記されていました。
 「おはなしのろうそく」版は、詩のようなことばで綴られていて、読んだリズムがとても心地よい作品です。年少版は、展開は似ているのですが、さらに楽しい感じです。絵とことばがすこし違うだけで、こんなに印象が違うのだなぁと思いました。
 年少版のたのしみは、やはり「絵」でしょう。くまさんの動作と足あとは特に印象的です。くまさんは、ひたすら興味のある方へ視線をむけて、どんどん歩いていきます。失敗したり、痛い思いをしたり。でもまったくめげません。くまさんの姿は、ワー!と泣いてピタッと泣き止む「こども」そのもの。元気があふれています。
 そして、足あとにはなぜか番号がつけられています。中川宗弥さんの遊びごころなのでしょうね。さてさて、ここでクイズです。くまさんのおでかけは全部で何歩でしょう?答えは、絵本でたしかめてくださいね。

【備考】
・『
おはなしのろうそく1 』 東京子ども図書館編 
 
(中川李枝子作「くまさんのおでかけ」は、26-27ページに掲載されています。)