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絵本旅行社・こどものとも年少版

ぼくらのおうち
こどものとも年少版 356号(2006)/絵本化されていません
            おがわ ただひろ
さとうゆみか さく/小川忠博 写真/福音館書店

バックナンバー(356号)
 オリーブオイルの空き缶に住んでいるねずみの一家が、新しいお家をみつけて、家作りをするのおはなし。写真絵本。

 とうさんねずみとぼうやはおさんぽの途中に、自分たちにぴったりの新しい家を見つけます。ふたりはゴミ捨て場へと向かい、新居に似合う家財道具を探しはじめます。
 ゴミ捨て場の場面(p.6−15)は、アンティーク雑貨好きにはうれしいページ。古い缶や木製の糸巻き、マッチ箱、とんぼ玉、五つ玉のそろばんなどが積み上げられ、山になっています。ゴミというより「宝の山」の雰囲気。おはなしを読むのを一時中断して、ねずみの親子といっしょに宝探し。小学3年生の娘も、「まだページめくらないで!この箱かわいい〜、あ、こっちもかわいい〜」といっては、しばらくながめていました。

 かあさんねずみとあかちゃんにも「家」を見つけたことを知らせて、調達した家財道具を新居へと運び込みます。出来上がった空間がまたステキ!こちらはミニチュア細工好きの方はたまらないでしょう。「歯の欠けた櫛」なんて、イッタイどうするのかしらと思っていたら、「はしご」に変身。マッチ箱には取っ手付きの引き出しになっています。家族で眠るベッドもステキ。こんなお家に住んでみたいなぁ。遊びに行きたいなぁ。いつまでもながめていたい作品です。 

【備考】
・年間予定の仮タイトルは、「ねずみのおうち」