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絵本旅行社・こどものとも年中向き

おおぐいひょうたん 【西アフリカの昔話】
こどものとも年中向き514号(1999)・年中向き225号(2004)/絵本化されていません
吉沢葉子・再話/斎藤隆夫・絵/福音館書店
 おかあさんにせがんで小さな丸いひょうたんを取ってもらったフライラ。
受け取ろうとしたとき、ひょうたんは、ころりと地面にころがると、そのまま
フライラの後を追いかけはじめます。不思議なひょうたんに、村人たちも大喜び。でも突然、「肉が食いたい」といって、つぎつぎに村の家畜をたべてしまいます。ああ、なんておそろしい化け物ひょうたん!でも、結末は、すっきりさっぱり。こどもたちは満足するでしょう。

 ところで「ひょうたん」って、アフリカ〜熱帯アジアが原産地なんですって。ご存知でしたか?私は、西アフリカとひょうたんがどうしても結びつかず、いろいろ調べてしまいました。

 たくさんの情報のなかでわかったことは、ひょうたんにはたくさんの品種
があること。とっても小さくて、イヤリング等アクセサリーとして使われるサイズから、50リットルも水を入れることができるビックサイズまで。さらには、食べることのできる品種もあるのだそう。いやぁ〜オドロキです。お話の中にでてくる「丸型」のひょうたんは、アフリカではかなり一般的なもので、食器や楽器として使われているのだそう。

 調べれば調べるほど、「ひょうたん」がアフリカの生活に根付いている
のを実感。昔話の主役として登場する理由に納得がいきました。

 日本のひょうたんのイメージが一新してしまう衝撃的なお話。斎藤隆夫さんの迫力のある絵を、たっぷりお楽しみください。
【備考】
・西アフリカのナイジェリアとニジェールを中心に暮らすハウサ族のあいだに語り継がれた
 お話。
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