<< TOP  < こどものともリスト

絵本旅行社・こどものとも

ふわふわふとん
こどものとも513号(1998)/絵本化:こどものとも傑作集(2001)
カズコ・G・ストーン さく/福音館書店

バックナンバー(513号)

こどものとも傑作集
 シリーズ4作目は、「冬」のお話。お話は、前作『きんいろあらし』でつくった落ち葉の家からはじまります。落ち葉の家で冬越しする予定だった、やなぎむらの仲間たち。でも、寒さがきびしくなってきました。「あたたかいおふとん」を探しに、みんなででかけます。

 「しもばしらのもり」、なるほどそうですね。虫たちにとっては、異様な光景の森でしょうね。「ががいも」の風船のようにふくらんだ房がパーンとはじける場面は、と〜ってもステキ。はじめて見たときは、わぁ〜と声があがりました。

 お話の中にでてくる「ががいも」という植物が、気になって調べてみると、お花は薄いピンクのような紫のような色で星型をしていて、とってもかわいいのです。つる性の植物だそうで、葉は、アサガオやサトイモのようにハート型をしています。船のような形をした実は、『古事記』の一説にもでてくるそうで、ぶら下がっている様子は存在感があります。そして、その実の中にある綿毛は、植物というより動物の毛のよう。長くてふんわりしています。このお布団なら、ゆっくりぐっすり冬越しできそうですね。

 これで、やなぎむらの春夏秋冬のお話がそろいました。あなたは、どの
季節のお話が好きですか?

【備考】
*やなぎむらのおはなし こどものともシリーズ作品
   


【参考文献・サイト】

★学研の図鑑・植物/学研(初版1970)
 
P67 夏・野山の草花(花と実の紹介あり)/裏表紙に実のはじけた写真あり!

寺川真知夫 古代文学研究室
 
記紀の植物>ががいも

身近な野草
 
入口>あいうえおじゅん「か」>No.45 ががいも>別画像「ががいもの綿毛」