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絵本旅行社・こどものとも

ふくのゆの けいちゃん
こどものとも446号(1993)/絵本化:こどものともセレクション(2006)
あきやま   こ
秋山とも子 さく/福音館書店

バックナンバー(446号)
 
 けいちゃんの家は、おふろやさん。5月5日「しょうぶ湯」の日の、朝から夜までの1日が描かれています。

 おふろやさんの絵本といえば、西村繁男さんの「おふろやさん」を思い出される方も多いと思います。ふたつの作品の決定的な違いは、おふろやさんを見る視点。西村さんの作品はお客さん側の視点で、秋山さんの作品は、お店側の視点で描かれています。

 あさ、シャッターをあけて、おふろやさんの前をお掃除。こどもの日は祝日だけど、「ふくの湯」はお休みではありません。けいちゃんは、しっかりお母さんのお手伝いをしています。他の子ども達はきっとどこかへ遊びに行ったり、のんびりしているのでしょうね。けいちゃんはエライなぁ!

 作品の中で、お風呂場の絵を描きかえる作業や薪をつくる材料が運びこまれる作業は、おふろやさんの知られざる一面を見たような感じでたのしい。おふろやさんに併設したように建てられている自宅の、生活風景もリアルでいいですね。朝干してあった洗濯物が、夕方にはちゃんとたたんで重ねておいてあったりします。

 おふろやさんって、とっても大変なお仕事なのですね。全国のおふろやさん、いつもご苦労様です。温泉じゃなくて、ふつうのおふろやさん巡りをしてみたくなりました。

★オメデトウ! 2006年1月、【こどものともセレクション】として復刊されました!
 限定出版ですので、入手はドウゾオハヤメニ。 → 
 

【備考】