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絵本旅行社・こどものとも

だるまちゃんとかみなりちゃん
こどものとも149号(1968)・普及版(1974-08)(1979-08)
/絵本化:こどものとも傑作集(1968)
かこ さとし
加古里子 さく・え/福音館書店

バックナンバー(149号)
 
 シリーズ2作目。おはなしは、雨の中、だるまちゃんがかさをさして外へあそびにいくところからはじまります。

 かみなりの音とともに、落ちてきたのはかみなりちゃん。丸い形をした「へんなもの」といっしょに落ちてきたのですが、木にひっかかってしまっています。だるまちゃんは、その「へんなもの」をとってあげるため、いろいろチャレンジします。でもやっぱりダメ・・・。ふたりでベソをかいているところへ、かみなりちゃんのお父さんが雲の車にのって迎えにきます。

 雲の上には、こんな遊び場があったのですね。この遊び場で、かみなりちゃんが空から落ちてきた理由と「へんなもの」が何かがようやくわかります。かみなりの国は、高層ビルが建ちならぶ近未来都市の風景。でも、子どもたちは「おにごっこ」「かくれんぼ」「いしけり」「なわとび」「わなげ」など、昔ながらの遊びを楽しんでいます。

 かみなりちゃんの家の食卓、すごいですよ〜。ベルトコンベアで、ごちそうがジャンジャン流れてきています。テレビも電話もコードレスで描かれ、未来的かと思えば、「ろうそく」の明かりの下で食事をとっている。未来と昔がごちゃまぜになっている感じ、今なお新鮮です。

【備考】
*だるまちゃん こどものともシリーズ作品