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絵本旅行社・こどものとも年中向き |
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| サムリ
まめを とりかえす 【タイの昔話】 こどものとも年中向き247号(2006)/絵本化されていません |
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| よしざわ ようこ 再話/チャイヤン・コムキャウ 絵/福音館書店 | |||
![]() バックナンバー(247号) |
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| 行きて帰りし昔話。るすばんをたのまれたサムリ。豆畑の見張り番をしていましたが、友だちと遊んでいるうちに、カラスに豆を根こそぎとられてしまいました。そこで、サムリは豆を取り返しに出かけます。 「猟師」にたのみ、その後「ねずみ」「ねこ」「いぬ」「かなづち」「たきび」 「みず」「土手」「ぞう」にたのみますが、誰もサムリの頼みをきいてくれません。「いいとも」と言って、頼みを聞いてくれたのは、一匹の「はち」。ここから、「ぞう」→「土手」→「みず」→「たきび」→「かなづち」→「いぬ」→「ねこ」→「ねずみ」→「猟師」と戻って、最後には、豆を取り返します。 このお話、スイスのわらべうた『ヨッケリ なしを とっといで』に、ソックリなんです。「ヨッケリなしをとっといで」というところからはじまりますが、ヨッケリは取りに行きません。親方はおこって、ヨッケリに梨をとらせるよう次々に命令します。「いぬ」「棒」「炎」「水」「子牛」「肉屋」・・・と、出てくる登場人物も、よく似ています。タイとスイス。風土も人種も習慣も違うのに、こんなに共通しているなんて、本当に不思議です。 農業国タイの生活を感じる絵がステキ。私が特にひかれたのは、「水」の描き方。水田、川、池は、日本の伝統小紋柄「青海波(せいがいは)文様」にソックリです。「青海波」は、「無限の広がりを意味し、海がもたらす幸福を呼びおこすとされた文様」。タイの人々も、同じように考えていたのでしょうか。これも不思議な感じがしました。 |
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【備考】 ・『ヨッケリなしをとっといで』
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