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絵本旅行社・こどものとも年中向き

きよぼう きょうは いいてんき
こどものとも年中向き231号(2005)/絵本化されていません
白石清春 文/西村繁男 絵/福音館書店

バックナンバー(231号)
 「きよぼう」は、脳性麻痺の男の子。うまれるときに時間がかかり、この
障がいをもちました。体全体が思うように動かすことができないため、
歩くことができません。

 とても天気のよい日、お母さんは「きよぼう」を外へと誘いだします。コザの上に座らせてもらい、庭でひとり遊びをはじめます。好奇心いっぱいの「きよぼう」。自分の視線で 虫や植物に興味をもち、積極的に動きます。 近所の子たちも、庭へやってきて一緒にあそびます。

 近所の子たちも、お母さんもとても自然体。 「きよぼう」の存在を受け止め、のんびりゆったり愛情で包みます。こういう感じっていいなぁ。
読みおわったあと、とても温かい気持ちになりました。西村繁男さんの、
ほのぼのとしてちょっと懐かしいような絵は、お話にぴったりですね。葉陰にいるトカゲやミケネコの行方など、お話以外の遊びの部分も楽しめます。

 この作品に触れ、「脳性麻痺」について調べているうちに、たくさんのサイトと出会いました。実際に障がいのお子さんを子育てしていらっしゃる方。ご自身が障がいをもった方....。病名も病状に至った経緯もさまざまで、今までの道のりは大変なことも多かったでしょう。でも、どのページも
前向きで、私の方が励まされるのでした。

 我が子たちは「障がい」について、どんな感覚をもっているのかしら?
私たちにできることは? 親子でいろいろ話してみたいと思います。

【備考】
・刊行前の仮題は『きよぼうちゃんあそぼう』


・「障がい」をテーマにした白石清春さんの作品
@ おとうさんといっしょに   k380 (1987)
A おとうさんといっしょに ―おばあちゃんのうちへ―   k400 (1989)
B きよぼう きょうは いいてんき   c231 (2005)

【参考サイト】
しあわせの育つ木  
 〓出産時のトラブルにより仮死で産まれ脳性まひと診断された女の子「まゆう」ちゃん
  の成長が見られるサイト。温かく見守る家族の姿がすばらしいです。
  ●感じることば発見!→『 障害というのは不便だけど けっして不幸ではない 』

ガクちゃんWORLD
 〓脳性まひの現役中学校教師、ガクちゃんこと、三戸学さんのサイト。強い意志とひた
  むきな努力と前向きな姿勢。日々挑戦し、全身全霊で生きていらっしゃるすばらしい
  生き方がここにあります。

  
●感じることば発見!→『 障害はあるけど 心は曇っていません 』