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絵本旅行社・こどものとも年中向き

もう おおきいの
こどものとも年中向き109号(1995)/絵本化されていません
なかの ひろたか さく/福音館書店

バックナンバー(109号)
 
 おねしょしないで、ひとりで起きられた朝、「ぼく もう おおきいんだ」と男の子は思います。顔をあらえる。じょうずに食べられる。きちんと片付けられる。男の子の「デキル!」という気持ちと、描かれている現実との差。この差の激しさが、とってもほほえましくて思わず含み笑い。子どもの行動に対してのお母さんの表情もさまざまです。まぁ、やれやれ、まったくもぅ、なんてことっ、ふんふん....といろいろな感情が読み取れます。

 この作品を読むと、子どもって、こうやって「独り立ち」していくのかなぁ、だとしたら、失敗しても大目にみてやらなきゃなぁって思います。失敗したことを叱るのではなく、「デキタ!」の気持ちを優先させてあげられる親。そんな親でありたいです。