フクロウの秘密 ![]() ● K-クンネレーク ● |
| その昔、 蝦夷の国は 人もクマもりすもみんな仲良く暮らしていた。 ある日のこと、 空一面に黒雲が現れ、 その隙間から 激しく氷の粒が降り注いだ。 それは幾日も続き、 森に住む者たちはなすすべもなく、 ただおろおろと空を見上げるばかりだった。 食べ物も無くなろうかというある日のこと 「ペウレブ、チコイキブ、ニオルポウシヶ、オチュウ」 (食べ物があるよ、どっさりあるよ、みんな出ておいで) という声がした。 見ると、 クンネレークカムイだった。 みんなが クンネレークカムイのあとをついてゆくと、 そこには沢山の食べ物があり、 みんなは おなかいっぱい食べた。 それ以来 クンネレークカムイは 森の守り神として、 知恵と勇気のある者として 大切にされた。 @「クンネレークカムイ」は アイヌ語でふくろうのこと 「夜鳴く鳥」という意味。 〜ありちゃんの作り話100選より〜 by ありちゃん |
| << TOP | < BACK |