| << TOP < BACK | 絵本旅行社・旅プラン「きゅん 2」 |
| 「大自然」を選んだあなたは・・・ | 『ひかりがいった』 |
絵も、詩も、すばらしい絵本です
私は、表紙の絵にひかれて この絵本を手にしました
雲とひかりと平原。日本画家、川崎春彦先生の描かれた大自然の風景は
写真よりやわらかで、訴えてくるものがあります。
その格調高い絵に、「おなかのへるうた」で有名な 阪田寛夫さんの口語体の詩が、不思議にハマっています
太陽、というと とても威厳のあるイメージなのですが
阪田さんのことばの魔法にかかると こうなります
| ひかりが いった 「やっほー かがみ」 「かがみじゃないよ」 と、 うみが いった 「ぼくは うみ」 |
まど・みちおさんの「かがみ」という詩的発見に導かれて
生まれたという ことばたち
太陽の視線で、海や川を「地上の鏡」に見たてる感性は、本当にスバラシイ!と思います
そんな気さくな太陽に、海や川は 尊敬のこころをもって
地球のことを教えてあげるのです
太陽にだって 知らないことは たくさんあるのですね......
この絵本のすばらしさは、私のことばではうまく表現できません
是非、手にとっていただけたらと思います
表紙の絵は 「霽(は)れ行く平原」という作品で、
山種美術館に所蔵されているそうです
機会があったら、原画を見てみたいと思っています
| 『ひかりが いった』 |
| 川崎春彦(画)/阪田寛夫(詩) |
| 1988年 発行/至光社 国際版絵本 |
| サイズ26×26cm |