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あ行・作品名 () 作品メモ
あくまのおよめさん
k389(1988) 
 なんとも味のある絵。色使いや服装、背景など、ネパールの香りがします。特に、登場人物が踊っているようなポーズで描かれていて、舞台を見ているような気分になります。この「あくま」、かなりオシャレで、人間くさい。さるにだまされ、ニセモノのおよめさんが死んでしまったと思い込み 大泣きする場面では、あくまの方に同情したくなってしまいます。この絵で、他のネパールのお話も読んでみたいです。

あたごの浦
c1984-09(1984) 
 おばあちゃんが語っているような、口語体の文章がよんでいてここちよいです。昔話独特のたのしいお話。だれが思いついたのでしょう。わたしはとても気に入っています。月夜の晩に うみの仲間たちがあつまって 浜辺で演芸会をひらきます。それぞれの「かくし芸」は、なかなかのものですよ。

ありの あちち
o017(1996) 
 こどもって、触って欲しくないものには、必ず興味をしめします(笑)。あたらしいもの、あぶないものは、格好のターゲット。痛い想いはさせたくないけれど、失敗しないとおぼえないのですよね。でも、ポットややかんは、とくに危険です。なんど言ってもわからないので、こまっていた時に、この本と出会いました。ありの細い手が、赤くはれあがって泣いてにげるようすは、どのくらい危ないのか こどもに理解できたようで、それ以来いたずらは ピタリとなくなりました。タイヘンオセワニナリマシタ!

あれれれれ
s184(1992)
 こどもの視線、こどものことば、のおはなし。こどもたちの生活は、どんどんハードになっているようですが、いそがしかったり、テレビがついていると、ちいさな発見はぜったいデキマセン!こんな小さな発見を、だれかがみとめてくれたなら、何かを見つけるヨロコビをかんじるオトナに なれると思うのです。ちいさなスバラシイ芽を つぶさないオトナでいたいです。

石のししのものがたり 
k341(1984)
 秋野亥左牟さんが『チベットの民話』(W・F・オコナー編/金子民雄訳/白水社)という1冊の本と出会い、絵本となった作品。民話とは結末の部分がチベットで伝わるものとは異なります。(こちらは、こどもの絵本としては描けない、ちょっとびっくりの結末)そのため「チベット民話」ではなく、「チベットの民話による」となっているのだと思います。この絵本の結末は、中国のイ族につたわる「石の獅子の物語」という類話にでてくる場面をとりあげたのだそう。また本当は、守護神としての獅子は「白獅子」だそう。でも、出会った本の挿絵が、白い岩山を背景に群青色の獅子がえがかれており、とても美しかったので、秋野亥左牟さんも群青色で描かれたそうです。「群青色」とは、紫味をふくんだ明るい青色のこと。神聖の地、チベットは、かなりの標高があります。チベットの風景写真をみると、「群青色」の空が広がっていました。標高が高いということは、神に近いということ。写真をながめていたら、「群青色」もまた、神の色にふさわしいと思えてきました。入手不可。

おーい おーい
o011(1996) 
 さとうわきこさんが、「012」に初登場です。さとうわきこさんのおはなしは、登場人物がいつもにぎやか。きっとみんなで「ワイワイ」やるのがスキな方なのでしょうね。このおはなしのなかでは、「いす」がスキです。ちょっとコワイ気もするけれど、座ってみたいなぁ(笑)

おいていかないで
s055(1981)  
 ひとりで外へ行きたい おにいちゃんと ついていきたい あやこちゃんのやりとりが 本当にほほえましい!おもわず、「ふふっ」となってしまいます。結果は....、あやこちゃんの「ねばり勝ち」です(笑)。第7場面で、あやこちゃんは 「おだんごぱん」を、おにいちゃんは「くまのパディントン」(たぶん)を読んでいます。こういう遊びゴコロ、大好きです!

おじぞうさん
k304(1981) 
 表紙のおじぞうさん、片目をあけて 首をかしげています。これを見ただけで、なんとなくおもしろそうな予感がしますね。じろっぺのねしょんべん なおりますようにとおじぞうさんに がんをかけるところからはじまり、話がぐるぐるまわっていきます。賢いおとなには、あまり受けないようですが、こどもには大ウケです。すこし乱暴ともとれる方言が使われていますので、思いっきり、ナマッテ読むとたのしいですよ。

おっきょちゃんとかっぱ
k462(1994) 
 かっぱといえば「みどりいろ」と思う 私のあたまはカタカッタ...。このおはなしにでてくるかっぱは「あかいろ」です。もしかしたら、かっぱは生きているとき「あかいろ」だったんじゃないかとおもってしまうくらい いきいきと描かれています。かっぱのオオアネゴのペットが「おおさんしょううお」と「なまず」だなんて!この感性、スキだな〜。ちょっとふしぎで、ちょっとせつなくて ステキなおはなし。夏にピッタリです。

おでかけのまえに
s043(1980) 
 年少版での、林明子さんの1作目です。色遣いは そのままですが、線がいつもより すこし濃く太く描かれているので、小物のひとつひとつが 強調されているような感じがします。 ピクニックへでかける準備で おかあさんも おとうさんも 自分の支度で手一杯。 そんないそがしい時に限って こどもって いろいろとやってくれるものです(笑)。あやちゃんが いたずらしても、しっぱいしても、怒ったりすることなく 「あらあら、おやおや.........」と言える 余裕のある おとうさんとおかあさん。ステキですね。(ああ、見習わなくては......(笑))

おなべ おなべ にえたかな
k468(1995) 
 たんぽぽをつんで、おおばあちゃんにうちへでかけた きつねのきっこちゃん。おおばあちゃんが急に でかけることになり、スープの番をするのですが........。「おなべ おなべ にえたかな」と何度も 味見をくりかえしている あいだに おなべが、カラッポに!(笑) さあ、タイヘン!おなべに いわれて きっこちゃんが作ったスープは、どんなスープだと思いますか?春の香りいっぱいの 春の味のスープ!最後のページを見れば、どんなにおいしかったのか、よ〜くわかりますよ。

 
おばあさんのすぷーん
k165(1969) 
 マザーグースにでてきそうな 「おばあさん」が 表紙にいます。お話も 詩のような感じで、テンポがよく、とてもよみやすいです。長いお話がニガテなこどもも、これだったら 聴いてくれるのでは......? ねずみが、スプーンをのぞきこむ場面が、とても好き。ウチでは いつもここで、「笑い声」がきこえます。ハッピーエンドで終わるところも、うれしいです。雪山がでてきますので、さむいさむい冬には、こんな あたたかいお話を どうぞ。

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