絵本旅行社・こどものとも全リスト
こどものとも

すべての「こどものとも」の中から、絵本化されていない 作品メモです。

(あまりにもボーダイな作品群なので、すこしずつ メモしていきます)

かなり私情が入っていますので、あまり参考にならないかも・・・。

50音順になっており、作者名は省略していますので各リストでご確認(作品No.をクリック)下さい。

なお、作品の下に記載されている k,c,s,o, はそれぞれ

(k=こどものとも, c=年中向き, s=年少版, o=012)を意味し、番号が号数、カッコ内は作品の発表年となります。

 

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↓(注)作品メモが多くなってきたので、それぞれのページにすこしずつ移行中↓











 
     
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あ行・作品名 ()  作品メモ
あけて あけて
o015(1996) 
 箱のなかから、いろいろなものがでてきます。箱をあけるのって たのしいですよね。箱のかたちと中身のかたちが まったくちがう意外性。おとなだって プレゼントをあける瞬間は どきどきしますもの。そんなときめきを 忘れずにいたいものです。第9場面にでてくる、ちいさな青いバスケット。同じものを持っていました!なつかし〜い!

あさがお
s016(1978) 
 あさがおの観察日記のような感じ。パラパラまんがのように、ページをめくるごとに成長していく様子は、ながめるだけで、楽しくなります。「おひさまが でるころ、 おおきなはなが さいた」のページは、満開のあさがおの キレイな深いピンク色がイイです。ちょっと不満なのは、あまりにも、どの葉っぱもきれいなこと。茶色くなってたり、穴があいていたり、アリがのぼっていたりしたらいいのになぁ、なんて思ったりして....。

あっちみて こっちみて
o075(2001) 
 この線は、どうやって描かれたのだろう?と思っていたら、描かれたものではなく、「針金」でした。針金をおりまげて、人型をつくり それをカラーコピーしたものなのだそうです。立体感はあまり感じません。でも、針金の銀色が、感光するときにできた「陰影」のため、フシギな雰囲気が ただよっています。

いたずら うさぎ
k018(1957) 
 8号と同じ登場人物、うさぎの「がらんぼ-ごろんぼ-げろんぼ」のおはなし。こどものともでシリーズ化された、初めての作品ではないかと思います。前作より成長したのか、とても頭がよく、逃げ足もスピードアップしています。最後の場面、けろろといっしょに きしゃにゆられている絵がステキ。あとがきには、「がらんぼ-ごろんぼ-げろんぼ」の名前の由来が書かれています。

うみやまがっせん
c145(1998)
 うみチームとやまチームとでつなひきをするおはなしです。さるからはじまって、ひとりずつ登場人物がふえていき ぴんとはりつめた糸と接戦の勝負にハラハラドキドキします。うみチームのかけ声は「えんやさのよいやさ」、やまチームは「やっせわっせ」。最後にはちゃんとオチもついてます。すごく好きなお話なので、すばなしでこどもたちにお話したいと思っています。

えーん えんえん
o086(2002) 
 表紙のあかちゃん、ふろくに掲載されている 柚木沙弥郎さんご自身の写真と すごーく似ていると思うのは 私だけでしょうか?(笑) あかちゃんが泣いていると、どうぶつが かけよってきてあそんでくれます。ひとりになると、また泣いて、泣くと誰かがやってくる......その繰り返し。赤ちゃんの泣き声は、ことばの代りです。精一杯の自己主張。それを、受けとめてあげないと 誰のことも信用できないヒトになってしまいます。その存在を、まるごと受けとめてあげましょう!最後の場面のように。

おーくん おんぶ 
o079(2001) 
 「012」に、片山健さん初登場!第1場面、おーくんの満面の笑みと、第2場面の怒ったかお。そのギャップの差に、思わず 声を出して笑ってしまいました......。だって、本気で怒ってる顔なんだもの(笑)。失敗や不可能なんて考えたりしない、自分でやってみたいパワーが 全身にみなぎっています。ことばを話しはじめたばかりの 「単語しゃべり」をうまく使っていて、「やるなぁ!」とおもってしまいました。

おおきな あかい りんご 
o080(2001) 
 最初におぼえる 赤い花といえば、「チューリップ」。赤いくだものといえば、「りんご」か「いちご」でしょう。ほんとうに おおきなりんごです。こぐまの手でも やっとつかめるくらいの大きさ。第7場面、りんごが 木から落ちるところでは、おもわず手でひろうマネをしてしまいました.........。裏表紙、どのりんごを誰がたべたのか わかりますか?

おじさんのえ
k464(1994)
 ずっと思っていたのです。鳥にうまれて羽はあるのに、飛ぶことができないニワトリやダチョウはどんな気持ちでいるのか?空を見上げ、ああ飛びたいと思っているのかな?それとも「ワタシはワタシ」と思っているのかな?お話の中で自由にとぶニワトリを見て、なんだかとてもうれしくなりました。織茂さん、どうもありがとう!

おつきさま
o012(1996) 
 おつきさまをキライなひとって、あまりいませんよね。暗やみのなか、空に浮かぶ姿をみると、なんだかホッとします。自分が歩くと、おつきさまもついてきます。太陽はまぶしくて見られませんが、おつきさまは、じーっと見つめていたくなります。話かけたくなったりします。おつきさまと夜の空の色がとてもキレイなので、ぜひ見てくださいね。

おつきさま いくつ
o067(2000) 
 瀬川さんの描く「あかちゃん」は、動くおじぞうさんのようです。顔つきといい、耳たぶといい、よだれかけといい、とても神々しい。かぞえことばが たくさんつかわれています。「いくつ?」ときかれたら、「いち、に、さん」ではなく、「ひとつ、ふたつ、みっつ......」と答えたいですね。ほかにも、「ふつか、みっか、よっか.......」というのも、日本語独特のものではないでしょうか。こういうことばをなくさないように、こどもたちに伝えていきたいですね。

おなかのかわ
k032(1958) 
 大正7年に創刊された 児童雑誌『赤い鳥』を主宰されていたのが、作者の鈴木三重吉さんです。後に書かれた、瀬田貞二さんは、ことばを凝縮し、ゴロがよく読みやすく、絵本のための文章に仕上げています。それに対し、鈴木三重吉さんのことばは、すばなし調で、コドモに語りかけるようなやさしさを感じます。どちらも捨てがたい魅力がありますが、絵本としての完成度は、瀬田貞二さんの方が◎でしょう。この号のねこは、ちょっと品があり マヌケな感じがしますが、75年の作品は、耳もさらにトンガリ、目つきが悪くなり、顔の色も茶色部分が増えて、凶暴さを増した表現になっています。

おはなが さいた
o084(2002)
 日本画家、杜今日子(もりきょうこ)さんの、初めての絵本。ぷっくりしたつぼみが、ページいっぱいに広がって咲きます。その花のミゴトなこと!ためいきがでます。タンポポ、スミレ、カタクリ、ツバキ、サクラ。どれも 春の初めに咲く花です。ひとあし先に、春の贈り物をいただいた感じ。とてもしあわせな気分になれます。

か行・作品名 () 作品メモ
かにのニカ
c163(1999)
 力強い筆使いを感じる絵です。いたずらずきな かにのニカ。おさんぽしながら しょっきん!と切ってしまいます。いたずらのつもりが、お礼をいわれたりします。おかしいな、おかしいな、あわをふいても 感謝されちゃう。最後にみんなで、お月見をして、ニカはスゴイもの、切っちゃいます!ニカのモデルは「モクズガニ」という川がに。本当は暗い緑色なんだけど、ニカのいたずらっぽさを強調するために、オレンジ色にしたそうです。

きしゃはずんずんやってくる
k019(1957) 
 小説のように ドラマティックなおはなし。のりもの絵本には、3種類あります。カタログ風のもの、擬人化されたもの、お話の中の背景としてでてくるもの。特に背景としてのりものを扱っているものが少ないだけに、この作品は貴重ではないでしょうか?のりもの好きのこどもには、ついカタログ風のものを与えてあげてしまいますが、物語のあるもののほうが、夢があっていいですね。

きたきたうずまき
o069(2000)
 いいですね〜。最初から最後まで大小カラフルな「うずまき」のオンパレード!「くるくる」と「ぐるぐる」、絵で表現できるすばらしさ!元永さんは、やっぱり天才です。ページをひらくと、「ノースキャロライナキャンディ」や「かとりせんこう」が頭に浮かんでくる私は、やっぱり凡人ですね。号数まで、うずまきにこだわったのではないかしら??

ぎったんこ ばったんこ
o061(2000) 
 ねこのかあさんと3びきのこねこの 好奇心いっぱいのおはなし。このねこのかあさん、好きです。こどもの疑問に、身をもって答えてる。説明なんてしないで、とにかくトライして、いっしょに体験してる。そして、こどもよりも 自分のほうが楽しんでる(笑) こういうおかあさんに 私は憧れるし、なりたいなと思っています。

くっく くっく
o064(2000) 
 写真絵本。フエルトでつくられた あかとあおのくつは こねずみのよう。目玉もついていて、かわいいです。写真を見ていて、ふと思ったのですが、足のはいっていないくつは、おおきなくちをあけているみたい!誰もみていないときには、こんな風に、くつ同士でおしゃべりしているのかもしれませんね。

クットとタッツー
s286(2000) 
 クットはうきうきじまにすんでいる らくらくどりです。らくらくどりは、木の中にすんでいて、本を読んだり、ジュースを飲んだりしています。とりなのにとぶのがうまくないクットに、こんな特技があったなんてね。あたらしい場所では、コンプレックスを抱え、重い気持ちで、毎日すごさなくてすみますね。夕焼け色の空が印象に残っています。

くまさん おっき
o087(2002) 
 「012」片山さん2作目。喜怒哀楽がハゲシク好奇心旺盛な「黒クマ」くん。のほほんと自分の世界でのんびり過ごす「白クマ」くん。こどもにも色々なタイプがいますよね。でも、どの子もおなかがすくし、どの子もおしっこをする。個人差はあってもみんないいこだよ、みんな仲良くできるよ。そんなメッセージを感じて、とても温かい気持ちになれました。やさしい色合い、特に夕焼けのようなオレンジ色がとても気に入ってしまいました。

くまさんに きいてごらん
k026(1958) 
 「アンガスとあひる」のマージョリー・フラックさんの原作。とってもすてきなおはなし!おかあさんのたんじょうびに何をプレゼントしようか さがしにいきます。いろいろな動物たちにきいてみましたが、ダニーがプレゼントしたものは、くまさんがおしえてくれたアイディアでした。岩波の子どもの本 『おかあさん だいすき』の中にある「おかあさんのたんじょう日」と同じお話。フラックさんの絵は こちらでどうぞ。

くもりのちはれ せんたくかあちゃん
k553(2002)
 1978年8月(269号)に発行された「せんたくかあちゃん」の2作目。ばばばあちゃんはシリーズ化されたけれど、せんたくかあちゃんは、1作だけでした。第一印象は、「ああ、変わらないなぁ〜」。変わらないでいることって 実はとてもムズカシイのではないでしょうか? ふろくによると、冷たい氷雨が降っていた日に、ふと、せんたくかあちゃんの洗った洗濯物の山はどこへ干すのかな?と思ったのがきっかけで この作品がうまれたのだそうです。二本の腕と知恵を使い、すぐに実行してみる行動派。職人肌で、豪快で、人情たっぷりのかあちゃんに またお会いできてとてもうれしいです。

くりひろい
k020(1957) 
 ページを開くと、一面の秋の山。紅葉した葉はすっかり落ちて冬はもうすぐです。しんせつで言ったのに、相手からは違う見方をされてしまったことはありませんか? のねずみは 欲ばりだったために、「くり」だけでなく信頼まで失ったことでしょう。ひとりでできないことも たくさんあるのですから お互い助け合って、うまく生きていきたいですね。中国のお話。山田三郎さんの処女作です。

クルトンさんとつきのパン
c193(2002) 
 クルトンさんシリーズ 第2作。前作がデビュー作だった 宮島千夏さん。期待していたら、シリーズ化だなんて、うれしーい!今回は、夜の空へ パンを焼きにでかけます。夜空が なんとも言えないイイ色です!こんな色の夜空をとべたら ステキでしょうね。もしも おつきさまが いつもよりすこしふっくらとして キレイにみえたなら、それはきっとクルトンさんのおかげなのでしょう......。

クレヨンサーカスがやってきた
k279(1979) 
 作者の鴨居羊子さん(1925-1991)は、とても変わった経歴の持ち主。「なにかを創造する立場になりたい」と、新聞記者を務めた後に下着デザイナーへと転身したお方。「こどものとも」としては、この一作だけで、絵本はほとんど書いていらっしゃらないので貴重な作品といえるでしょう。サーカス団員にしては、ぽっちゃりタイプの登場人物たち。かなり色っぽくて 華やかな衣装にも注目、です。

くんくんくん おいしそう
c099(1991) 
c190(2002)
 作者の阿部知暁(あべちさと)さんは、小さな頃から、ジャングルに憧れていらしたのだそうです。画家になってから、その夢は叶ったのですが、美しさを体感しつつ、ジャングルの危機を実感され、この絵本をつくったのだそうです。お話にでてくる「ンドキの森」は、コンゴにある実在の森。森の消滅は、めぐりめぐって 私たち人間の消滅を意味します。目先のことだけでなく、もうすこしいろいろと 考えなくてはいけない時期にきているのかもしれませんね。また、asahi.comさんで 連載されていた ゴリラのエッセイは、すごーくオモシロイです。ゼヒ!
(特別に、直リンクの許可をいただきました。ご厚意に感謝いたします!)
asahi.com 「阿部知暁のゴリ夢中」http://www.asahi.com/nature/column/abe/index.html

 
ごぶごぶ ごぼごぼ
o028(1997) 
 グラフィックデザイナー、駒形克己さん初登場!駒形さんの作品は、洗練されていて遊びゴコロがあって とても好きです。これは、穴あき絵本。こどものともシリーズで、しかけ絵本は これがはじめての試みではないでしょうか.......?直径1cmくらいのものと、10円玉くらいのものの2種類の大きさの穴があいています。穴って不思議。どうしても、のぞいてみたり、指を入れたくなってしまう(笑) 丈夫な作りなので、いっぱいあそんでくださいね。おとなもゼヒ!

こよみともだち
k550(2002) 
 年の初めに、このコンビの新作が読めると、お年玉をもらったような気分になります(笑)。1月から12月まで、それぞれの家に ひとりずつ訪ねていきます。ひとりがふたりとなり、3人4人と増えていって、なかよく連なってあそんでいきます。12人のキャラクターも、季節感にあふれていて とても個性的でたのしい!最後のページには、「こよみのいえ」があって、扉をあけられるしかけもついています。これも「こどものとも」では、新しい試みでしょう。常に遊びゴコロをもち、新しいことにチャレンジする精神、すばらしいですね。

こりゃ まてまて
o088(2002) 
 「よるくま」の酒井駒子さんが「012」に登場!なんてすてきな絵なんでしょう!抑えた色調が とってもオシャレな感じ。ぷっくりとしたほっぺ、うすくてやわらかい無造作な髪、まだオムツのとれない大きなおしり、1〜2歳児がココにいます。歩けるようになって、自ら行動するのがたのしくなってくる時期。低い視線で、出会うものすべてに 限りない好奇心をもって、触ったりクチにいれて確かめたりする時期。描かれている仕草どれもが 自分のこどもと重なって見えました。そのステキな絵に負けていない、文字構成がすばらしい!ハンコでおしたような、ちょっとかすれた文字。キチンと配列されず、微妙に曲がっているところが カワイイ。かなり好みです♪

さ行・作品名 () 作品メモ
さあ たべよう
s239(1997) 
 こどもって、たべものの絵本好きですね。ウチの子たちは、特にくいしんぼうなので、どの絵にも手を伸ばして食べています。ここでは、やさいやくだものを、収穫前の畑にある状態、実際によく目にする状態、調理加工された状態の、3種類の方法で 紹介しています。今度コレつくって!と リクエストされたりして...........。もうすこし料理の勉強も、しなくてはならないようです。

サカナカナ?
o082(2002) 
 この作品、かなり試験的な作品では、ないでしょうか?というのは、全部カタカナ表示なのです。もしかして、こどものとも創刊以来はじめての試みなのでは?と思います。絵は、蜜蝋(みつろう)の粘土の作品なのだそうです。蜜蝋の厚みによりできる「かげ」と、粘土の裏側からあてたという「ひかり」が、独特の雰囲気をつくりだしています。作者の山村浩二さんは、アニメーション作家で、NHK教育テレビで以前放送されていた『パクシ』は、彼の作品。これも、不思議なアニメでした......。

しらさぎのくる むら
k031(1958) 
 渡り鳥シリーズの第2冊目。(1冊目は14号「みなみからきたつばめたち」) 「シラサギ」と「ツル」は、よく似ていますが、飛びかたで見分けられるそうです。ツルは 首をまっすぐにして飛び、シラサギは 首をまげて飛ぶのだそうです。ご存知でしたか??第4場面の飛んでいる絵は、とてもステキです。シラサギにも いろいろな種類がいることを 初めて知りました。渡り鳥としての 習性がわかるだけでなく、こどもとの交流が こころ温まるお話です。

しろろん くろろん 
o045(1995)
 元永定正さん、012に初登場の作品。「いろ」と「かたち」と「ことば」が、いっしょにあそんでいます!それぞれの色が、じぶんを表現し、リレーのようにつぎの色へとバトンタッチしていく感じですすんでいきます。たかが色の名前。でも声にだしてみると、ことばって本当におもしろいな〜と実感できます。読み方をくふうすると、もっともっと楽しめます。こどもと交互に言ってみたりして、ことばとあそびながら読んでみてくださいね。

すなあそび しよう
o025(1997) 
 「すなあそび」は、こどもたちの大好きなあそびのひとつ。おはなしのなかには、人はでてきません。読みながら動かしてあそべるようになっています。カタログ的な道具ではなく、道具に動きがあるところがミソ。色も「赤、黄、空色」が主なので、色をおしえてあげるのにも最適ですね。おすなばは、あなたがあそびにくるのをまっていますよ。

すねこ・たんぱこ
k022(1958) 
 岩手の昔話。「すねこ・たんぱこ」とは、ちいさい男の子のなまえ。うたいながら、お話をすすめていけるようにと、裏表紙にはオリジナルの曲が紹介されています。オニはでてきませんし、持っていたのは、「むぎこがし」だけで、武器はなにひとつもっていません。でも、からだは小さくても 「勇気」と「智恵」があれば、「幸せ」や「成功」がつかめるというところは、いっすんぼうしと同じです。

ぞうっていいなあ
s271(1999)
 小さい頃、何になりたかったですか?私は、「とり」でした。自分の羽で、空をとんでみたかった.....。鳥になってとぶ夢を 何度もみました。おはなしにでてくる まあちゃんは、ゾウになりたいのですって。どうしてなのかは 読んでみてくださいね(笑) 作者である富安陽子さんの 次男まあちゃんの実話からヒントを得て 書かれたおはなしです。

な行・作品名 () 作品メモ
なんだろな? なんだろね?
o085(2002) 
 折り込みふろくの松野正子さんのことばに、感動しました。『どんなに世の中が変わっても、変わらないもの、変えてはならないものがあると思います。それは、こどもはかわいがられなくてはいけない、ということです。人間のこどもは、ことばでかわいがられなくてはいけないと思います。ことばでかわいがられることは、子どもの心をそだてる、不可欠の糧だと思います』 そういえば、「012」での松野さんの作品は、語りかけるものがとても多いのに気づきました。絵本を読むだけでなく、いっしょに考えたり、いろいろなことばを自然と交わせるように配慮されているのですね。

なんて よぶの?
o002(1995) 
 こどもに話しかけるようなことばで ページを進めていきます。いぬは おかあさんのこと、なんてよぶの?ねこは?ぶたは?どのおかあさんも とてもあたたかくてすてきな笑顔!こういう笑顔を こどもたちに 毎日プレゼントしていきたいですね。

ねずみおことわり
k114(1965) 
 照りつける太陽のひかりと よく日焼けしたこどもの姿。表紙をみただけで、温度が伝わってきます。どのこも、ほんとうによく日焼けしていて健康そうです。ねずみには彩色されていないので、かえって存在が目立ちます。水泳パンツを作ってしまうほど、どーしてもプールで泳ぎたかった ねずみのおはなし。

ねえ どっちがすき?
s258(1998) 
 たべもの、あそび、むし、てんき、ようふく。どのページも身近で、どっちにしよう?って本気で悩むものばかりです。副詞の表現がとても豊かです。「しゃくしゃく りんご」「にとにと バナナ」なーんて、いいと思いませんか?「びゅおーんびゅおーん かぜ」の絵が特に気に入っています。このままとんでいけそうな風。もしもとべたら、どこへいこうかな........?

ねずみのおいしゃさま
k011(1957) 
 ほのぼのとして くすっと笑ってしまうお話。このねずみのような性格の人って 実際に いらっしゃるかも...。山脇百合子さんの絵で、絵本化されているのでそのイメージが強いのですが、コチラの絵もステキです。ねずみのおいしゃさまが大雪で ゆきだるまのようになってしまう場面の絵が 特に気に入っています。

 
ねんねん のはら
o042(1998) 
 こどもたちがあそんでいると、それぞれのおかあさんが こう呼びます。 「ねんねん のはらに いらっしゃい」 そして、おかあさんのこもりうたで、こどもたちは気持ちよさそうに眠るのです。そのまま歌になりそうな ステキな詩!あまんきみこさんの、繰り返されるやさしいことばに ウットリします。陽だまりのように あたたかくて やさしくて しあわせな時間が ここにあります。

のどかとそらのおもちゃ
c178(2001) 
 独自の技法「はめ込みきり絵」で制作された、第二弾。キャラクターは、ポップなのに和風を感じます。色使い・構成ともオシャレで脱帽です。デザインスタジオを自営されるだけあって、画面の見せ方がとてもウマイ!おはなしが、またいいんだなぁ〜。ストーリーを書いちゃうのがモッタイナイので、ここでは書きません(笑)私も、「そらのおもちゃ」と一緒にあそびたいよぉ〜。

ま行・作品名 () 作品メモ
まゆとおに
 
〜やまんばのむすめ まゆのおはなし〜
k517(1999)
 2004年、こどものとも傑作集の仲間入り。作品メモは、「こどものともBOOK 」や行 へ移行しました。

まゆとブカブカブー
 
〜やまんばのむすめ まゆのおはなし〜
k549(2001) 
 シリーズ第2作。心待ちにしてました!(笑)。かあさんやまんばは、相変わらずスリムで怪力でカッコイイ!「みずたまりをみつけたら、できるだけ どろはねが あがるように とびこむんだよ」なんてセリフ、なかなか言えませんよね。読んでいて実にきもちイイです(笑)まゆちゃんは、すこし髪がのび、ぽや〜んとした顔から、意志の強い しっかりとしたいい顔に成長しています。第7場面の顔。前作では、怖いもの知らずだったまゆちゃんから 不安なようすが見えます。さて、「ブカブカブー」の正体は......??う〜ん、言えません(笑)

まりになった おつきさん
c056(1990) 
 幻想的な 夜の海でおこった おはなし。夜の海は、昼間とはまったくちがった表情をもっています。ながれぼしが流れる 満月の夜ならば、こんなことが起こっていても ふしぎではないのかもしれません。「おもちゃのチャチャチャ」の歌のように 普段は動かないものが 動くおもしろさがあります。おつきさまの光りに かがやく海が、とてもキレイです。

まんげつのよるに 
c087(1993) 
 高久明実さんの絵は、細かいのでじっくり見たくなってしまいます。見返し部分も いつも凝っています。こんかいは、たこさんのハンコがペタペタとあります。たこは夜性なので、太陽はニガテなはずですが、このたこさんは、どうやら憧れているらしい。(カワイイ!)ストープの上でコトコト煮るお豆、おいしそ〜。登場人物は、ピアスをしているコが多し。数ページにちらりと出てくるオニッコちゃん。なんだか気になります。

みずたまり
k555(2002) 
 海や川は自分で動きます。生命感にあふれていて元気なイメージ。それに比べ、池や沼や湖など動かない水は、どこか神秘的でなにかが潜んでいるような気がします。「みずたまり」は、いちばん身近な動かない水。雨がふればどんどん大きくなり、おひさまにあたれば消えてなくなってしまう。考えてみれば。とても不思議な魔法の鏡のようです。お話はどんどん膨らんでいきます。1993年6月のカレンダー。この一枚の絵から、お話はうまれたのだそうです。

みつこととかげ
c161(1999)
 なんとも味のある絵です。わら半紙色の紙に描いてあり、「白の空間」はどこにもありません。それがいい。特にみつこちゃんの肌の色が好きです。表題の文字は、トカゲのしっぽで描かれていたり、トカゲの国の様子など、作者の遊び心を感じます。犬の散歩のように、トカゲにリボンをつけてお散歩という発想がおもしろい!ここにでてくる トカゲたちはカラフルなしっぽをもっていて、妙にかわいいのです。

みなみからきた つばめたち
k014(1957) 
 「みなみ」とは オーストラリアのこと。海の青さが格別です。コアラが日本にやってきたのは、1984年10月。それよりずーっと前、コアラは「こもりぐま」と呼ばれていたのですね。初めて知りました。渡り鳥の絵本は、外国には比較的多いそうですが、日本では少ないそうです。島国なのに、どうしてでしょう?あとがきにあった言葉が ココロに残りました。『おとなが失った世界の中に、実はわたしたちの幸福の芽があるのです』

みのむしぼうやのおうち
c181(2001) 
 みのむしぼうやのおうちが 風に吹かれて とんでいってしまいました。 いろいろな虫たちが 「こんなのは どうかな?」って、もってきてくれたので、みのむしぼうやは オリジナルのすてきなおうちを つくることができました!おうちの部分は、立体的につくられているようですので、ふわふわ感がとってもリアルでいいのです。この間、なにかの記事で見かけたのですが、「みのむし」は、いま絶滅寸前らしいです。そんなことも チラリと考えつつ、読んでみてくださいね。

みんな きた
o008(1995) 
 ネコ、ねこ、猫があつまってくる おはなし。どのネコも、かなりイタズラしそうな顔をしています。あつまって なにか悪いことでもするのかとおもったら、なにもしない(笑)時間の経過が描かれている、背景の空がとてもキレイ。すこし、風がふいているようです。えんとつのけむりにも、注目してみてくださいね。

みんな だいすき!
o003(1995) 
 身近にあるおもちゃと ことばの組み合わせ。写真で表現することにより、グッと現実感があります。どれも使い込んだおもちゃたち。作者のお子さんのものでしょうか?こどもの記録として、こんな風に写真を撮って、ことばを添えてアルバムにはっておくと オリジナルの作品になりますね。このアイディアいただいちゃいましょう!

みんなで しようよ
k016(1957) 
 やさしいきもちにあふれたお話。読んでいて、胸があたたかくなります。みんながいるから、泣かなかった。みんなでやるから、もっとたのしい。みんなでやると、おおきなこともできる。仲間の大切さがよくわかります。こどもは、どんな風に受けとめるのでしょうね。いわさきちひろさんの、やさしい色遣いが おはなしとピッタリです。

もりのむしたち
k017(1957) 
 図鑑とおはなしの中間のような感じ。くわしいむしの名前や生態が50種類ほど、描かれています。虫の見つけられる場所も、庭先から森へ行き、地面、木、水辺、夜と幅広く紹介されています。あとがきには、『この絵本は観察のためというよりも、”きみ、こんな虫がいるんだよ”ということを刺激すればよいのです。さあ、虫とりにいこう!』と書かれていて、納得です。

 

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