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絵本旅行社・こどものとも・復刊応援さくひん

ひとりぼっちの りんごのき
こどものとも289号(1980)/絵本化されていません
三原佐知子 さく/なかのひろたか え/福音館書店

バックナンバー(289号)
 春、眠りからさめて木が芽吹き、花が咲き 受粉をして実り、収穫。葉が散り、春まで眠る......。ドラマティックな1年ですね。思えば、実のなる木というのは、毎年たくさんの子どもを生んでいるようなものです。ものすごい生命力だなぁと改めて思いました。

 なかのひろたかさんの絵が とにかくステキです。第3場面の、満開のりんごの花とミツバチたち、第7場面の、鈴なりのりんごたちは、「わぁ〜スゴイ」と声がでてしまいました。(原画もスバラシカッタ!) おじいさんやおばあさんがでてくるのに、ひとこともしゃべらない設定も、なかなか斬新だと思います。ちいさな1本のりんごの木のキモチを描いた、あたたかいすてきなお話です。

【コボレ話】
元々は、三原佐知子さんが絵もお話もかき、多摩美大の卒業制作展に出品していた

作品。三原さんと、なかのひろたかさんのお兄さん(なかのまさたかさん)は同級生だ
そうで、絵を描かれた「なかのひろたか」さんは、お兄さんの卒業制作展を見にいらして、
この作品と出会ったそうです。青森生まれの中野さんは、りんごの絵を描くのが大好き
で、この作品の絵を描きたいと申し出て、コンビが実現化したのだそうです。

(情報提供:Qたろの母さん・三原佐知子さんより伺ったお話・掲載承認済/文章責任:ゆきな)
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