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絵本旅行社・旅プラン「でかける 5」

「現実逃避」を選んだあなたには・・・ 『ゆくえふめいのミルクやさん』

「ああ、もうイヤだ!」

日常のなにもかもに 嫌気がさす瞬間は 誰にでもあるはず

そんな現実から 本当に逃げ出してしまった

ミルクやさんのお話です

ミルクやさんは、毎朝4時に起きます

ねむい目をこすりながら

 愛犬のシルビアと一緒に 愛車アメリアをころがして

新鮮なミルクやたまごやチーズなどを 配達します

大きな家、小さな家、古い家、新しい家、

その度に 車から降りたり乗ったり。

手渡すときに交わす あいさつと決まりきった短い会話

毎日毎日、そのくりかえし。

つかれきって帰宅したミルクやさんは

愛犬にグチリます

「シルビア。話すことがないとき、みんなはなんていうか しってるかい?と、
あるばん ミルクやさんは いいました。
「お天気だよ、シルビア。お天気のことなど ほっといてくれだ。
お天気なんて、うんざりだ」

つぎの朝、ミルクやさんは 配達する家のまえを通り過ぎ

気のむくままに 現実逃避の旅へと出かけます

わかれ道にでると 「カミサマノ イウトオリ」できめたりして、

ガソリンがなくなると トラックの食料と交換して、

さきへさきへ すすんでいきます。

自由を手に入れた ミルクやさんは、どうなったと思いますか?

「自由」と「孤独」は背中あわせです。

人間はひとりじゃツマラナイ

泣いたり笑ったり いろんな気持ちを共有するひとがいるからこそ 楽しいんです

最後の場面、店長のひとことには おもわずニヤリです。

ミルクやさんのように

ストレスをためすぎて 現実逃避してしまう前に

リフレッシュ休暇をもらいましょう!

もらえない方は.........、どうぞ絵本旅行をおたのしみください(笑)。


『ゆくえふめいのミルクやさん』
ロジャー・デュボアザン(さく・え)/山下明生(やく)
1997年11月5日発行/童話館出版
32p/サイズ26×21cm/原書1967年作品


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