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絵本旅行社・旅プラン「あそぶ 2」

「えらぶ」を選んだあなたは・・・ 『ねえ、どれが いい?』

「ええ〜?」っていう質問が 次から次へと やってきます

答えはいくつかあって 読者がすきなものを えらべるようには なっているのですが

これがまた 「どれにしよう......?」っていう答え ばかりなのです

もしさ、
ぞうに おふろの おゆをのまれちゃう、
たかに ごはんを たべられちゃう、
ぶたに ずぼんを はかれちゃう、
かばに ふとんを とられちゃうとしたら、
ねえ、どれが いい?

こどもは もう大喜びで、「ぼくは、かばにふとん!」 とか

「わたしは、たかにごはん!」 とか 答えてくれます

最後のページを読み終わり  本をパタンを閉じても

 「ねむりたくない!」「もう一回よんで!」 と

かなり もりあがります

おとなは、(これはイヤだな、これもイヤだな、これならまあいいか) と考えて 答えをだす

でもそうすると この絵本、なんだかとてもツマラナイものになってしまうのです......

こどもに 「どうして それをえらんだの?」 ときいてみたら、

「う〜んとねぇ、ほかにもたくさん ふとんはあるから」 とか

「ママにまた ごはんを つくってもらえばいいから」 とか

急に 現実的な答えが返ってきて、たのしさが半減してしまいました

この絵本は、『純粋に選択をたのしみ、非現実の世界をあそぶ絵本』 なのかもしれない、と思いました

こどものように 想像力を フル活用してみる

理由や損得を考えず 遊びゴゴロで ただえらんでみる

「うわぁ、これなら マシかな」 と思うのではなく

「う〜ん、わたしは コレ!」 と

楽しむのがイチバン、だと思います


『ねえ、どれがいい?』
ジョン・バーニンガム(さく)/まつかわまゆみ(訳)
1983年12月10日発行/評論社
32p/サイズ29.5×25.5cm/1978年作品


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