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絵本旅行社・ABCブック
B のじのかたちは 

めがねによくにてる。
【BIRD】 あおいとり
メーテルリンク原作/とみもりきくえ文/まきむらけいこ絵
/世界出版社/1966/(単語・その他の絵:長島克夫)
 ←表紙 ウラ→ 
【備考】
・同時収話あり(巻末3ページのみ)

 【bear】
3びきのくまトルストイ原作/あかさかきよし文/ながしまかつお絵
【メモ】
 ABCブックの中でも、ベスト3に入るくらいよく読んだ作品。これが入手できたなんて奇跡です!牧村慶子さんの絵との再会。ページをめくるたび、なつかしさがこみあげてきました。

 いちばん最初のまほうつかいのおばあさんが部屋に入ってくる場面、まほうのつえで「おとも」を出す場面、青い鳥をつかまえようとする場面、は、ほぼ記憶どおり。青い鳥をつかまえることができず、ミチルがしょんぼりとしていると、おともの「さとう」があめの指をおってくれる、という一節を読んで、「たべたい!」と思っていた自分を思い出しました(笑)。

 あらためて読み直して、舞台劇用の作品であったことを初めて知りました。原作に忠実なものを読んでしまうと、この作品は、かなり物足りない内容でした。ページ数の限られた絵本では、無理があったのでしょう。完訳ものは、大人がよんでも充分たのしめる作品です。

 「死んだらどこへいくの?」「何のために生まれてくるの?」誰もがふしぎに思うことが、お話のなかにサラリとえがかれています。素朴な疑問の答えは、「なるほど、そうかもしれない」という部分が多く、単なるファンタジーとは思えないほど、説得力があります。

 ”絵本旅行ですてきな世界にめぐりあい、しあわせな気持ちになれますように......”そんな願いをこめて、ホームページの開設当初、入口に「青い鳥」をとばしていました。

【追記】2003.7.31
 『あおいとり』から56年後の1914年、メーテルリンクは『許婚』を発表します。これは、『あおいとり』の続編といえる作品なのですって!少年から青年になったチルチルが、お嫁さんをさがす物語とのこと。知らなかったな〜。機会をみつけて読んでみようと思います。
【参考図書】
・青い鳥/メーテルリンク原作/高田敏子ぶん/いわさきちひろ絵
 /世界文化社・世界の名作1/2001

・青い鳥〜『世界の名作13 美女と野獣・青い鳥』より/メーテルリンク原作
 /西本鶏介・監修/立原えりか文/牧野鈴子え/小学館/1998


・青い鳥/メーテルリンク作/保永貞夫やく/かみやしん絵
 /講談社・青い鳥文庫/1993


・青い鳥〜『世界童話大系 第20巻 童話劇篇』より/マアテルリンク作/楠山正雄・訳
 /世界童話大系刊行会/原本1924(大正13年12月)、復刻版1989


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